総則とは全体に通用する一般的・包括的な規定のこと。総則各項目自体、大変重要です。加えて、この後に続く各種規則（各則）を厳密に理解するためにも確実にしておく必要があります。各項目について問われた場合、詳細に答えられるようにしておきましょう。
まずは、労働基準法が適用される事業所についてです。法適用の基礎となる事項ですから、適用の範囲や単位共々明確にしておきましょう。
「労働憲章」とは聞きなれない言葉だと思いますが、労働条件に関する基本原則のことです。憲法に保障される各種人権を基礎に、労働基準法としてどのような事項を基本とするかが7つに分けて定義づけられています。
用語については各法の適用目的にあわせて微妙に違う場合があります。今後の各項目を理解するためにも明確にしておく必要があります。